圧力鍋を安全に使用するために知っておくべきこと

圧力鍋は正しい使い方で安全に使用すればとっても便利です。
ただし、使い方を間違えると圧力鍋が爆発したりやけどを負うなど危険もあります。
そこで、圧力鍋を使う上で知っておくべきことについご紹介します。

T-fal圧力鍋の取説はこちらからダウンロードできます→

 

使う前に必ず安全点検をする

☆パッキングに傷みや縮みがないか確認。パッキングは消耗品で、約1年に1回を目安に交換が必要です。
【部品・パッキン】 ティファール T-fal 圧力鍋 クリプソ専用パッキング 4.5L/6L用 X3010001 2497 【くらし屋】

☆パッキングを正しくつける

 パッキングには裏表があります。くぼみのある面を上にしてしっかりと蓋にはめ込みます。圧力鍋のへりに指でパッキングをしっかりと押し、セットします。
※パッキングはきっちり装着されていないと、蒸気が漏れて正しく使用できません。

☆圧力調整おもりのノズルに食べ物のカスなどが詰まっていないか確認する。

 

既定の調理量を守る

☆最大量は鍋の2/3まで、ただし豆類は1/3の深さまで
基本は食材と水分合わせて鍋の深さの2/3まで。
○カレーやシチューなどとろみの付きやすいものは鍋の深さの半分
 カレーやシチューのルウは、圧力調理後に入れる
○麺やおでんなどかさが増えるものは鍋の深さの1/3まで。
 パスタなど麺類をゆでる時は、加圧調理後に必ず急冷してから蓋を開ける。
 ※はんぺんやちくわなど調理で量が増える練り物を加熱するときには落とし蓋は使わない。
豆類は豆と水分合わせて鍋の深さの1/3まで。
 豆は加熱するとかさが増えます。規定量を超えると豆の皮などが圧力調整おもりのノズルなどに詰まり圧力調整がうまくいかず危険です。
また必ず付属の中かごを落とし蓋として使用します(紙やアルミホイル等の落とし蓋は禁忌です)。

○最低でも水分は250ml入れる。目安として10分で200mlの水分が蒸発します。

 

圧力鍋の蓋は必ず圧力が下がってから開ける

圧力鍋は火を止めてからしばらくは、圧力が高いままです。
圧力がかかっているときに蓋を開けようとしないで下さい。
T-falのクリプソアーチ圧力鍋なら安全ロックピンの働きで圧力がかかっている間は蓋が開かない設計になっていますが、万が一故障している可能性もあるので、開けようとしないこと。